顎に痛みや、動かしにくくは無いですか?
ごはんや歯医者で大きな口を開ける時に開けにくかったり、変な音がしたりしていませんか?
軽い症状だとあまり気になりませんが、症状がひどくなると口が開かなくなったり、痛みが生じることがある病気です!
顎関節症とは?
顎関節症には主な症状
- 口を開けたり閉めたりした時に変な音がする
- 口を開けにくい(引っかかる感じがする)
- 口を開けたり閉めたりした時に、顎の辺りや耳の前などに痛みを生じる
- その他、首や腰、背中などの痛みなどの症状がでる方もいます
顎関節症の原因
顎関節症には色々な原因があると言われています
- 顎の筋肉の使い過ぎ
- 食いしばり
- 歯ぎしり
- 関節の問題(関節円盤や骨など)
- 外傷
- 物を噛む際に左右どちらかで噛む
- ストレス(精神的な問題)
顎関節症の改善方法
- 咀嚼筋障害(1型顎関節症)
- 顎関節痛障害(2型顎関節症)
- 関節円板障害(3型顎関節症)
- 変形性顎関節症(4型顎関節症)
顎関節症には大きく分けて4型に分けられていますが、人それぞれ症状の出かたに違いがあます
一番の改善方法は顎に負担をかけずに生活する事です
痛みがある場合は
- 硬い物を食べない
- 食事の際は両側で均等に噛む
- 歯ぎしり、食いしばりに注意
歯ぎしりや食いしばりは精神的な要素が多く日頃のストレスを溜めないように発散しましょう
硬い食べ物や片側で食べ物を噛むと筋肉がアンバランになり関節に負担がかかりやすく痛みの原因になります
しっかりとほぐしていきましょう(^▽^)/
顎周辺の筋肉のほぐし
側頭筋のほぐし
側頭筋は咀嚼筋とも言われ物を噛む時に使われる筋肉です
食いしばりや歯ぎしりをする方も硬くなります
この筋肉が硬くなると顎関節症だけではなく、頭痛の原因にもなります
咬筋も咀嚼筋で食事の時に下の顎(下顎骨)を動かす役目をしています
側頭筋のほぐし
側頭筋はこめかみの位置に大きく扇状に広がる筋肉です
- 人差し指・中指・薬指の指先の腹で皮膚をずらすようにほぐしましょう
- 痛みがある場合はゆっくりと行いましょう
咬筋のほぐし
咬筋は顔のエラの部分になるので硬くなると、顎が広がって四角くなっていきエラ張りの原因にもなります。ほぐすと顔が引き締まり小顔効果がありますよ!(o^―^o)
- 人差し指・中指・薬指の指先の腹で咬筋に当て円を描くように筋肉をほぐします
- 薄い筋肉なので力を入れずゆっくり行って下さい
胸鎖乳突筋ほぐし
胸鎖乳突筋ほぐし
胸鎖乳突筋は側頭筋とも繋がりがあり硬くなると首が前に出やすくなり顎関節に負担がかかりやすくなります
その他、目の周辺や耳にも痛みが出る事があります
- 胸鎖乳突筋はほぐす側に首を傾けると首の横につまめる用に出てきます
- それを親指と人差し指・中指でつまみ少し引っ張ります
- 気持ちいい場所で10~15秒止めて離します
まとめ
顎関節症は重症になると口の開閉障害や痛みが出る事があります
骨や関節円盤などの障害では病院での適切な治療が必要な場合があります
しかし、基本的には顎の負担を減らすのが治療の第一歩です
筋肉のバランスを整え、猫背などの姿勢に気を付けて顎の関節が正しい位置に来るように日常生活を送りましょう
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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