肩や首を動かしているのは筋肉ですが、スムーズな動きをするのには鎖骨の動きが重要です!
鎖骨は胸の骨と肩甲骨を繋いでいる骨で肩の衝撃などを緩和する作用をもっています
鎖骨にはあらゆる方向から筋肉が付着しています
さらに神経や血管の通り道にもなっています
なので鎖骨は肩の動きに大きく関係し、首や胸からの筋肉が付着している為首の動きにも関与しています
鎖骨の役割
鎖骨はS状の骨で肩甲骨と繋がり(肩鎖関節)胸では胸骨とつながります(胸鎖関節)
腕と体が離れないように繋ぎとめる役割もあり腕の動きに影響をあたえています
鎖骨の下からは血管や神経が通る為、保護する役目もあります
鎖骨に付着する筋肉
鎖骨には上下左右に色々な筋肉が付着します
- 胸鎖乳突筋
- 胸骨舌骨筋
- 大胸筋
- 鎖骨下筋
- 僧帽筋
- 三角筋
鎖骨の関節 (肩鎖関節・胸鎖関節)
※青→肩鎖関節 赤→胸鎖関節
※頭の方から鎖骨を見た図です
肩鎖関節は前後・左右への運動が可能です。平面関節は2軸性の動きが可能ですが、お互いの関節面で回旋することもできるため3軸性の関節ともいえます。
胸鎖関節は挙上、下制、前突、後退、前方回旋、後方回旋の動きがあり腕を上げたりする際に一緒に動くため胸鎖関節の動きが悪いと腕が動きづらくなります
鎖骨の下を通して血管と神経
血管は鎖骨下動脈・鎖骨下静脈が通る
神経は腕神経叢が通っています
腕神経叢や血管が圧迫や外傷で痺れがでたり、重症だと麻痺がおこる事もあります
胸郭出口症候群
腕神経叢麻痺
鎖骨の筋肉・骨のセルフケア
鎖骨は関節が2つ、筋肉も多数ついているので全体をくまなく動かしましょう(^▽^)/
筋肉をはがす
鎖骨の上と下に筋肉が付着しているので上と下を擦るようにはがします
- 鎖骨の骨の上側を人差し指と中指の腹でこするように内側(胸鎖乳突筋)から外側(僧帽筋・三角筋)まで丁寧にはがします
- 今度は下側の骨を擦ってはがします(大胸筋)
- 左右行います
- いた気持ち位で3往復行います
関節を動かす
鎖骨は挙上、下制、前突、後退、前方回旋、後方回旋
と色々な方向に動くので全体を動かすように行います
- 鎖骨の上の方に人差し指~薬指までをゆっくり入れていきます
- 内側から外側まで丁寧に押し込みましょう
- 痛みが出ないようにゆっくり行います
- 左右3往復行います
- 今度は両腕を後ろでクルクル10回、まわしましょう
- 時計回りと反時計回りに回します
- 両腕を一緒に行います
- 今度は前に腕を伸ばしましょう
- 鎖骨を前に出していきます
- 5回から10回行います
まとめ
今回はあまり普段気にする事がない鎖骨がかなり重要で特に腕の動きに大きく関与している事を知ったと思います
首の動きにも影響を与える為、肩こりや首コリの予防にも鎖骨のケアが有効です
ぜひお試し下さい(^▽^)/
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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