歩行や股関節屈曲時に痛みが出る方!大腿筋膜張筋・腸脛靭帯が原因の可能性があります
大腿筋膜張筋はあまり聞きなれない筋肉だと思いますが、股関節だけではなく膝関節の痛みや骨盤の歪みにも関与する筋肉です
大腿筋膜張筋とは
大腿筋膜張筋は
腸骨稜前部から始まり、腸脛靭帯(大転子の下にある靱帯)に停止します
主な作用(動き)は股関節の屈曲と外転です
大腿筋膜張筋の硬くなる原因
お尻の筋肉が硬い
中殿筋などのお尻の筋肉が硬くなると筋肉の働きが弱くなり、お尻の筋肉の代わりに大腿筋膜張筋に負担がかかり痛めやすくなります
姿勢が悪い(骨盤の後傾)
骨盤が後傾するとお腹の筋肉(腸腰筋など)が縮み硬くなってしまい、膝が曲がる姿勢になりやすく大腿四頭筋が常に働き、横にある大腿筋膜張筋にも負荷がかかってきます
膝の変形(O脚や変形性膝関節症)
内反膝(O脚)や変形性膝関節症は内側に体重がかかり痛みがでます
内側の痛みを軽減させる為に外側の筋肉が働き大腿筋膜張筋や腸脛靭帯が硬くなります
大腿筋膜張筋が硬くなるとどうなる
- 歩行痛
- 腰痛
- 股関節痛(屈曲)
- 膝痛
- 腸脛靭帯炎(ランナーズ二ー)
- 仰向けで足を伸ばすと痛い
大腿筋膜張筋は小さな筋肉ですが骨盤や膝関節につながる腸脛靭帯に停止する為いろんな痛みの原因になります
大腿筋膜張筋痛の改善方法
姿勢の改善
骨盤が後傾したままでは腸腰筋などがうまく作用せず他の筋肉が補助しなければいけなくなります
その一つが大腿筋膜張筋です
長時間のデスクワークや運転などは特に姿勢が崩れやすいので気を付けましょう
大腿筋膜張筋ストレッチ
まだ行けそうな方は下のストレッチもお試し下さい
※痛みが出ないようにゆっくりと行って下さい
股関節の横や少し前側までゆっくりとコロコロして下さい
まとめ
大腿筋膜張筋は負荷がかかり過ぎると固くなりやすい筋肉です
骨盤の歪みや腰痛、膝痛などの症状の原因やその痛みが原因でなり事もあります
体幹を安定させたり、股関節や脚の動きを調整して正しい動きを出す為に働く重要な筋肉ですので、スポーツをする方はしっかりとメンテナンスしていきましょう!(o^―^o)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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