肘を曲げて荷物を持つ時などに違和感や痛みはありませんか?
肘を曲げる際に痛みや違和感がでる方は肘の筋肉や関節が硬くなったり捻じれたりしているかもしれません!
肘の曲げる時に使う筋肉
- 肘を曲げる際に一番働いているのが上腕二頭筋です
その他、肘を回外をする時に働きます
上腕二頭筋とは力こぶの筋肉です
- 次に働くのは上腕筋です
肘を回内位で屈曲する際に1番働きます
※回内回外とは肘を曲げて
- 手のひらが下を向くのが回内
- 手のひらが上を向くのが回外
橈骨手根屈筋は中間位で働きやすく、円回内筋は、補助として働いています
拮抗筋には上腕三頭筋があり肘の後ろの骨に着いて(肘頭)肘を伸ばす(伸展)時に働く筋肉です
※拮抗筋とは
例:肘を曲げる際には
- 上腕二頭筋が縮むと反射で上腕三頭筋が弛緩してバランスをとります
逆に肘を伸ばす際には
- 上腕三頭筋が縮み、上腕二頭筋が弛緩します
この反する動きをする2つの筋肉の関係が拮抗筋と言います
このバランスが崩れてしまうと動きの制限が効かなくなりケガや痛みの原因になります
日常生活やスポーツでの肘の捻じれ
肘を回内位
- パソコン作業
- 文章などを書く仕事や勉強
- 肘を伸ばして荷物を持つ作業
- スマートフォンを見る
- 赤ちゃんを抱っこする
肘を回外位
- 物を投げたりするスポーツ(野球・ハンドボール・やり投げなど)
- テニスのバックハンド
捻じれをとるセルフケア(動画付き)
- 肘を顔の前に持ってきて90°に曲げましょう
- 回内位でまげます(手のひらが下)
- 回外位でまげます(手のひらが上)
- どちらかで違和感や痛みは出ますか?
- 違和感がある方でセルフケアをします
- 両方しても構いません
肘を回内位改善方法
肘を回外位改善方法
※痛みが強い場合は行わないで下さい!
- それではビフォーアフターしてみましょう!
痛みや可動域が少しでも改善した方は続けていきましょう(^▽^)/
まとめ
肘関節は運動の継続的な刺激で靱帯などを痛めて、痛みや違和感を出す事が多いですが
日常生活の長時間の固定や動作でも捻じれてしまい、痛みや違和感に繋がります
痛みが強くなると長引く部位でもあるので、たまには動作の確認をしてセルフケアで予防していきましょう(^▽^)/
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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