日本人の3人に2人が乳糖不耐症の症状がでる!
「牛乳を飲むとおなかがゴロゴロする…」という方は居ませんか?
内の子供達も牛乳は好きですが!
よくお腹が痛くなり、ひどい時は下痢の症状がでます
原因を調べてみると「乳糖不耐症」という症状をもっている可能性があるようです。
カルシウムが取れて健康にいいイメージの牛乳が毒になる可能性があります!
乳糖不耐症とは?
牛乳には糖分である乳糖(ラクトース)が含まれています。
乳糖は体内で乳糖分解酵素(ラクターゼ)によって分解され、腸で吸収されます。
乳糖は母乳にも含まれており、乳糖分解酵素は赤ちゃんのときにとくに働きやすく、卒乳する頃からその働きは低下していきます。
乳糖分解酵素の働きが低下してくると、今度はデンプン分解酵素(アミラーゼ)の働きが高まってきます。
これはお乳から栄養をとる体から、ご飯から栄養をとる体に変わっていくということです。
その結果、乳糖分解酵素を持たない、あるいは不足している人が出てきます。
こうした状態を乳糖不耐症といいます。
酪農を古くから行ってきた欧米人と比べ、日本人は乳製品をあまり摂ってこなかったため、3人に2人が乳糖不耐症であるといわれています。
乳糖不耐症の人は、牛乳を飲んでも乳糖を十分に分解することができません。
そのため小腸で吸収できずに大腸まで流れ、大腸の腸内細菌によって酸やガスが発生します。
これらの刺激により腸が過剰に収縮を起こし、下痢や腹痛が起きるのです。
乳糖不耐症の症状
- 下痢
- 腹痛
- おなら
- 消化不良
- 腹部膨満感(お腹の張った感じ)
- 吐き気
- ※便秘は含まれない
乳糖不耐症の対処法
乳糖不耐症への対処としては、さまざまな方法が考えられてきた。次のようなものが存在する。
- 乳糖だけが問題なのだから、乳糖の摂取を避けたり、控えたりする。
- 乳製品を摂取しない、または、乳製品の摂取を制限する。
- 生乳などではなく、醗酵乳のように、乳糖が微生物によって分解された食品に切り替える。
- 母乳、通常の粉ミルク、生乳などではなく、乳糖を含まない特殊ミルクや乳糖分解乳に切り替える。なお、国内では乳糖含有率が通常の約5分の1の低乳糖牛乳が販売されているが、乳糖含有率0.1~0.01%以下の無乳糖牛乳(ラクトースフリーミルク)は市販されていない[14]。
牛乳アレルギーとは違います!
牛乳アレルギーは食物アレルギーのひとつです。
原因となる食物を摂取した後にアレルギー反応が起こり
腹痛・下痢・じんましん・呼吸困難・アナフィラキシー反応などが起こる、より深刻な病態です。
原因物質は、牛乳などの食品に含まれる、カゼインやβラクトグロブリンなどのタンパク質で
乳幼児に多く、3歳以降に自然治癒することが多いとされています。
まとめ
牛乳は給食などにも出てきて毎日飲んでいると思いますが
腹痛を起こしているお子さんが居たら
乳糖不耐症かもしれないので
無理やり飲ませずに様子を見て下さい
それで改善するのであれば栄養は牛乳ではなく
違うもので摂取させてくださいね!
大人の方のも多いのでお腹が不調の方は乳製品を控えてみて下さい!
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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