糖質を取りすぎるとケガや筋肉の修復が妨げられます!
皆さんはギックリ腰などで筋肉や靱帯を痛めた時に治りが遅かったり、再発しやすかったりしていませんか?
筋肉や靱帯を治す役割をする三大栄養素の一つでたんぱく質があります!
甘い物を(糖質)をたくさん摂るとたんぱく質と糖がくっついて、たんぱく質がうまく働かず筋肉や靱帯を治す事が出来なくなってしましいます
筋肉や体を生成するタンパク質とは?
タンパク質は炭水化物・脂質とあわせて三大栄養素と呼ばれ、人間の筋肉や臓器、体内の調整に役立っています
体のエネルギー源にもなっていて、主にアミノ酸によって構成されています
タンパク質が入った食べ物
肉や魚、卵などの動物性食品と、穀類や豆類などの植物性食品があります
動物性のタンパク質は植物性のタンパク質よりも多くのアミノ酸がとれます
1日あたりに必要なタンパク質の量は成人男性が65g、成人女性が50gとされています
タンパク質の上手な摂り方
タンパク質はビタミンB6と一緒に摂ると体への吸収がスムーズに行えます(※マグロやサケ・大豆、くるみ、米、バナナ、ごま、にんにくなど)
激しい運動や重労働の後などは、糖質と一緒に摂るとアミノ酸の合成が促進され
糖質がエネルギーとして利用されることで、アミノ酸の分解を抑制する効果もあります
糖質とは
糖質は、穀類やいも類、砂糖などに多く含まれる栄養素でエネルギー源になります
また、別の言い方をすれば、糖質は3大栄養素である炭水化物から食物繊維を除いたものです
体のエネルギー源として利用されるのが特徴です
糖質を多く摂取すると、血液中のブドウ糖の濃度が異常に高くなると、血糖値が高い状態になってしまいます
血糖値が高くなると膵臓からインスリンが分泌されて数時間で元の血糖値に戻りますが
糖質を摂りすぎるとその機能がうまく働かなくなるのです
糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など生活習慣病の原因となる可能性があります
また、糖質の摂りすぎにより余ったブドウ糖は脂肪として蓄えられてしまうため、肥満の原因にもなるのです。
交感神経も興奮状態になる為、睡眠障害・肩こり・動悸・息苦しさ・食欲の低下・頭痛などの症状が出やすくなります
糖質が多い食べ物
糖質は、ご飯・パン・麺類などの穀類、いもやでんぷん類などに多く含まれています
砂糖や甘味類、果物類などの甘いものにも多く含まれています
体のケガや筋肉が治りにくくなる糖化とは?
糖化とは「タンパク質+糖」に熱が加わって、そのタンパク質が劣化することをいいます
余分な糖質が体内のたんぱく質と結びつき、体温の熱が加わることによりたんぱく質が変成して
AGEs(終末糖化産物)という老化物質を生成することです
AGEは、いわば、たんぱく質が劣化して機能が損なわれた成れの果ての物質です
「体のコゲ」とも言われています
AGEsは体内に蓄積すると皮膚や骨、臓器などに炎症を引き起こします。
肌にシミやシワが増え、たるみが出やすくなる事が多く老化を促進すると言われています
糖化を予防するには
食物繊維を豊富に含む野菜、きのこ類、海藻類、たんぱく質を含む魚介類、肉類を摂取するように心がけましょう
抗糖化(糖化対策)
- ゆっくり食べる
- 食事は抜かない(1日1食よりも2食、2食よりも3食)
- GI値(グリセミックインデックス;血糖の上昇スピードの指標)の低いものを多くする
- 食べる順番に気を付ける(まずは野菜から)
- 炭水化物(糖質)を摂り過ぎない
- 食べ過ぎない
- ストレスの回避・解消
- 適度に運動する
- 抗酸化物質の摂取(ビタミンC、E、カロテン、ポリフェノールなど)
- 抗糖化物質の摂取(ハーブ類、米糠など)
まとめ
糖質は運動や重労働での筋肉の疲労回復(グリコーゲンの回復)の役割を担う大切な栄養素ですが
糖質を長期間多め摂取してしまうと体が糖化してしまい関節や筋肉で炎症がおきやすくなってしまいます
タンパク質もうまく働く事が出来ず体の治癒がおくれてしまします
糖質過剰摂取は肥満や糖尿病などの病気の原因にもなるので気を付け摂取しましょう!
ストレスが溜まると、抗ストレスホルモンである『セロトニン』を分泌しようとして、糖分が欲しくなることもあるそうです
うまくコントロールしてストレス発散していきましょう(^▽^)/
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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