足首捻挫の対処法と予防!
スポーツをされている3割以上の方が捻挫をするといわれています
捻挫の中では手・指の突き指に次いで足首捻挫が多い外傷になつています
特にスポーツをされている方(小・中学生)に多く
コンタクトスポーツだとその確率はかなり高くなります!
捻挫は軽いものだと1週間程度で痛みは治まりますが
靱帯が緩んだり足首の位置がずれたりすると、何回も捻挫を繰り返してしまいます
捻挫は全身の関節で起きますが
歩行時に体重がかかる足首は日常生活で、かなりの負担になってきます
なので対処法と予防が大切になってきます
捻挫とは?
関節に力が加わって骨が限界の範囲を超えて動いたことでおこるケガで
靭帯や腱というような軟部組織や軟骨(骨の表面を覆う関節軟骨、間隙にはさまっているクッションである半月板や関節唇といわれる部分)のケガです。
捻挫の程度は?
- 1度:痛みや腫れが軽く、靱帯が一時的に伸びている程度
- 2度:靱帯の一部が切れている状態
- 3度:靱帯が完全に切れていて(靱帯断裂)、関節が不安定な状態
捻挫の症状は?
- 腫れ
- 内出血
- 動作痛
などがあります
捻挫は軽度で一週間~10日
中程度で二週間
重度なら三週間程度かかると言われています
捻挫の処置
Rest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)この処置を「RICE(ライス)処置」といいます。
- 患部を氷水や冷感シップなどで冷やし、
- 炎症を抑える患部を動かさないように安静にする
-
弾性包帯やテープなどで患部を固定する
-
枕や座布団などで患部を少し高くする
捻挫で一番大事なのはRest(安静)です
痛みをこらえて無理に動かすと症状が悪化して
治りが遅くなったり腫れがひどくなったりします
その後に固定と圧迫をおこないます
Compression(圧迫)はテープなどで行い、内出血や腫れを最小限に抑えるようにします
早めに治療機関に行くようにしましょう!
痛みが強い、腫れ方がひどい、歩行困難、捻った時に音がしたなどの症状の方は
医療機関でレントゲン検査やエコー検査をちゃんと受けましょう!
足関節捻挫の予防
足関節の捻挫は内反捻挫が多く発生します
なので外側の筋肉や靱帯が損傷してしまいます
予防のセルフケア
まずは痛くない程度で背屈・底屈を行います
やり易い方から行って下さい
- 背屈・底屈を行い10秒キープする
- 3セットずつ行います
- 今度は10回、背屈・底屈します
- 3セットずつ行います
- 今度は外反(小指を上に上げる)を行います
- 外反して10秒キープする
- 3セット行います
- 外反を10回行います
- 3セット行います
※痛みが出ない程度で行います
※1日に3~5回行いましょう!
まとめ
足関節捻挫の後は靱帯が伸びたり、骨の位置が歪む事があり
そのままの状態を放置しておくと
捻挫を繰り返してしまいますのでしっかりと予防していきましょう(^▽^)/
症状が気になる方は早めに医療機関でレントゲン検査やエコー検査をちゃんと受けましょう!
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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