半月板損傷で痛みは出るの?原因は?
膝関節には靱帯や筋肉が複雑に折り重なり膝のスムーズな動きや体重を支え安定して動けるようにサポートしています
肩関節と違い何をするにも体重がかかり痛みや違和感が出やすい場所になります
なので痛みや違和感が出ると日常生活が苦痛になってきます
そうならない為にも違和感や痛みが出ない段階でのケアが必要です
その中でも今回は半月板損傷に付いて書いていきます
半月板とは
半月板(はんげつばん、Meniscus)は、
ヒトの膝関節の間にあってクッションとなり、膝の円滑な運動を助ける働きをする軟骨組織である。
膝関節の左右に半円形ずつ1対の三日月状の板が合わせて円環状に位置しており
それぞれ「外側半月板」と「内側半月板」といいます
分厚い部分3分の1弱は完全な軟骨組織でなく、そこから入った血管や神経もあります
関節内側の半月板が薄くなっている部分には血管や神経がありません
この部分は同じく血管がない関節軟骨と同様に、栄養は関節液より得ているが
自己治癒能力はほとんど無く、過度な加重などによる断裂時には自然に再生することは望めない
半月板の痛みの原因は?
半月板の神経分布は外周の1/3にあり、それより内側には神経組織はありません
なので外側には痛みが出るが
半月板内側は間接的に炎症やズレるなどで痛みが出るが
半月板内側自体に傷があっても神経が無い為、痛みは出ません
なので病院などで『半月板損傷』と診断を受けても
半月板内側の傷は痛みがほとんど出ない為
捻じれや筋肉・靱帯などが原因で痛みが出ている事が多いです
リハビリやセルフケアで痛みが改善する可能性は十分にあります
※変形性膝関節症や骨同士が当たるくらいの損傷や疾患は手術が必要な場合があります
半月板損傷のセルフケア(内側半月板の場合)
今回は内側半月板のセルフケアをお伝えします
痛みが出る原因は半月板が圧迫されたり捻じれたりする事でおこります
セルフケアは捻じれを取り筋肉を緩め圧迫がかからないようにしていきましょう(^▽^)/
内側ひねストレッチ(動画付き)
外側に捻じれる事により痛みが出る事が多い為内に回しながらストレスしていきます
- 地面に座り膝を曲げる
- 膝の下側を両手で包む
- 皮膚をずらすように内側に捻る
- そのまま膝を伸ばす
- 10回行って下さい
- 1日に3~5回程度行ないます
筋肉のストレッチ(ハムストリング)
- 地面に座り膝を曲げる
- 太ももの両サイドの筋肉をつまみます
- そのまま膝を伸ばす
- 10回行って下さい
- 1日に3~5回程度行ないます
※痛み強くなる場合や改善しない場合ストレッチをやめて病院や治療院に相談してください!
まとめ
膝の関節は複雑で痛みの原因はたくさんあります
その中で半月板はスポーツなどの運動をしていない方でも損傷しやすい部位です
痛みがでて歩行もままならない方もいます
半月板損傷でも改善する痛みもあります!
改善できる痛みはしっかりとケアして取り除いていきましょう(^▽^)/
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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