皆さんは筋膜リリースって聞いたことありますか?
なぜ筋膜をリリースすると肩こりや痛みが楽になるのでしょうか?
筋膜リリースとは!
すべての筋組織はお互いに滑りあうように動きます。筋膜には筋肉を守る作用、筋収縮時の滑りを助ける作用、血管や神経、リンパ管を支えて通過させる機能があります。
本来は滑りやすい性質がドロドロの状態になり、筋膜全体の滑りが悪くなります。
筋膜は全身につながっているので『第2の骨格』といわれるほど体にとって重要です。
筋膜の滑りが悪くなると、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが波及し、痛みや筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活活動の低下がみられるようになります。
筋膜の癒着・萎縮やねじれを剥がしたり、引っ張ったり、擦ったりしながら解消して、正しい筋と筋膜の柔らかさと筋肉の滑りやすくなるように促すのが筋膜リリースです。
痛みがある場所の状態は
痛みやつっぱり感がある場所は、筋膜の血流が悪くなり日頃の姿勢や癖などで癒着や萎縮などをおこし滑りが悪くなっています!
そうなると伸縮性がなくなったり、しこり(トリガーポイント)ができたりして痛みを引き起こします!
その他にも切り傷を縫ったり、帝王切開で縫合する時に筋膜が捻れたり、引っ張ったりすると後からその縫合が、原因で身体に不調を起こすことがあります!
そのような時に筋膜リリースをしてあげる事で筋膜が整い身体が改善していきます!
つねり筋膜リリースのやり方
- 痛い場所やつっぱり感がある場所を探します(縫合の場所など)
- その場所の皮をつまんで引っ張り上げます
- 前後に揺らして見ましょう
- 気持ちいい所で止めましょう
- さらにその場所から今度は左右に動かして見ましょう
- 気持ちいい場所で止めましょう
- 10秒~20秒のサンセット位
- 最初は痛みが出やすいのでゆっくりと行います
- 筋膜リリースされると痛みや引っ張り感が軽減します
皮や脂肪層の引っ張り方
皮を薄く引っ張る(最初はこれから始めると痛みが少ないです)
少し厚めに引っ張る
指の第一関節を利用して引っ張る
気持ちいい引っ張り方を探してみて下さい!
まとめ
筋膜リリースは道具を使わなくても気軽にできるので試してみてください!
運動前の可動域制限を取るのにも使えます!
色んな場面で活用してみて下さい(^▽^)/
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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