鎖骨の動きが悪いと肩関節がうまく動かなくなります!
最近、
- 肩の動きが悪くなってきた方
- 可動域が狭くなっている方
- 上に上げると痛みが出る方!
鎖骨の動きが悪くなっているかもしれません
鎖骨は胸の骨(胸骨)と肩甲骨と繋がりがあります
肩甲骨は腕(上腕骨)と繋がっている為、鎖骨がの動きが悪くなると上腕骨の動きに影響が出てしまいます
その為肩の可動域に影響がでたり、動作時に痛みが出たりします
それを放置して動かすと四十肩などになりやすくなってしまします
鎖骨と肩関節との関係
※鎖骨を正面画像
※赤の矢印は胸鎖関節(鎖骨と胸の骨の関節)
※青の矢印は肩鎖関節(鎖骨と肩甲骨の関節)
※頭側から見た画像
鎖骨は上から見るとS字型をした骨で、太さも中央部から外側にかけて丸から三角形へとなつています
内側の端は胸骨とつながり、外側の端は肩甲骨とつながりそれぞれ関節を構成しています。 鎖骨は肩甲骨を介して、腕を身体につなぎとめる役目をしています。
鎖骨の可動域は,Moseleyi)に よると,前後軸では上 方へ45度,下 方へ5度,垂 直軸では前方へ15度,後 方へ15度,回 旋軸では50度 回旋とされている.鎖 骨 の運動はその3方 向の軸に対する複合運動によって成 立する.
肩甲骨と鎖骨 は一体化 した状態で上肢を支え,挙上運動に参加 している
肩の可動域が180°動く為には、胸鎖関節25°・肩鎖関節35°動く事が重要になってきます
鎖骨は上下だけでなく前後にも動きます
全方向にしっかり動けるように改善していきましょう(^▽^)/
鎖骨の関節のはがし方
鎖骨は胸骨と肩甲骨の二箇所で繋がっているのでその2つの関節をはがしていきます
まずは肩関節の可動域検査をしましょう!
- 水平伸展・水平屈曲の可動域は左右で違いますか?
- 突っ張り感や痛みはありませんか?
- 外転は耳に腕がつきますか?
- 耳からどれくらい離れていますか?
- 突っ張り感や痛みはありませんか?
胸鎖関節・肩鎖関節のはがし
- 鎖骨の付け根(胸鎖関節)があります
- 胸の骨から鎖骨側に指を滑らします
- 肩を上下に少し動かします
- 鎖骨は動きますが胸骨は動かない為、動いている所と動かない所の間が関節になります
- 分かりにくければその周辺のを全体的にはがします
- 指先でゆっくり擦ってあげましょう!
- 痛みが出やすい場所なのでゆっくり行って下さい
今度は鎖骨をたどって肩の方にいきます
- 肩の方には肩甲骨との関節(肩鎖関節)があります
- 肩の上の方に尖っている骨があります(肩峰)
- 肩峰の内側に肩鎖関節があります
- その周辺を指先でゆっくり擦ってあげましょう!
- 痛みが出やすい場所なのでゆっくり行って下さい
丁寧に擦ったら先ほどの検査をしてみましょう!
可動域は改善しましたか?
突っ張り感や痛みは軽減しましたか?
即効性のある手技なので変化感じた場合は継続して続けていきましょう(^▽^)/
※痛みが強くなる場合は病院や治療院に早めに相談して下さい!
まとめ
肩の関節は重力の影響を受けやすく、腕全体を筋肉と靱帯だけで持っている為、痛みや可動域制限が出やすい場所です
なるべく身体全体で肩の運動を支えられるように周りの筋肉や関節を正常に動くようにしていきましょう(^▽^)/
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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