耳の後ろの筋肉が硬くなって左右に動きずらくなると、体の回旋可動域も狭くなり腰痛などの原因になります
耳の後ろ辺りには首を左右に動かす筋肉が後頭骨に付着しています
その筋肉が硬くなると身体の回旋運動がやりにくくなり無理に使うと痛みの原因になります
この筋肉が硬くなると頭の上の方の痛みや、こめかみの痛み・目の奥の痛みなども関連痛として起きることがあります
回旋運動制させる筋肉とは?
アナトミーラインにはスパイラルライン(SPL)
というラインがあり、身体の回旋運動を生み出す機能をもっています
そのラインの頭部には頭板状筋と頸板状筋がありスパイラルライン(SPL)がそこから始まっています
頭板状筋は、ラテラル・ライン(LL)にも関与していて
身体の側屈(横に倒す)や回旋運動のブレーキの役目も果たします
そこから肩甲骨を通りお腹から下肢へと繋がっていきます!
繋がりのどの部分が硬くなっても身体の回旋運動に支障をきたし痛みの原因になります
興味のある方は2022年8月にアナトミー・トレイン第4版が発売中です!
治療業界の方でなくても興味深い本で、面白い発見があると思います(o^―^o)
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首の筋肉が硬くなると出る症状
- 頭の上(頭頂部)の痛み
- こめかみや目の奥の痛み
- 伸展(上を向く)時の痛み
- 左右回旋時の痛み
- 肩こり
- 首の可動域が狭くなってる
回旋検査
先に検査を行いビフォーアフターを確認しましょう!
- その場で立ちます
- おへその前で手を合わせます
- おへその位置と手の位置を変えないように左右に回旋します
- 回旋しにくい方の腰位置と引っ張り感や痛みなどがあれば覚えておいてください
首の筋肉のほぐし
- 頭板状筋は頸椎の3~4棘突起から起始
- 頸板状筋は胸椎の3~5棘突起から起始
頸椎と胸椎の棘突起から起始する為
- その棘突起の左右を指の腹を使って皮膚をずらすように上下にさすりましょう!
骨の近くなので力は要れずに気持ちよくさすりましょう!
少し上を向くと、ほぐしやすくなります
まとめ
身体を回旋運動させるには色々な筋肉が一つのラインで繋がりスムーズに伝達する事によって可能になっています
ラインのどこかで異常が起きてもうまく伝達する事が出来ずに回旋に制限がかかり可動域が狭くなったり、痛みの原因になります
そうならない為にも、日頃から自分の可動域や身体の動きを確認して早めのメンテナンスをする事を心掛けましょう(^▽^)/
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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