操体法とは?
操体法とは、仙台の整形外科医である橋本敬三医師が開発した手技療法です
橋本敬三医師が日々の臨床を行う中で、西洋医学に限界を感じ、指圧、カイロ、鍼灸、漢方など様々な民間療法や東洋医学を学びました
施術は、痛みを我慢して行うのが治療だと思われてる中痛みを我慢するのではなく、楽な方向に動いて治るならそんな素晴らし事は無いと、整体術をベースにして【操体法】を生み出しました
操体法の基本的な考え方
※本人は歪んでる感覚はありません
[word_balloon id=”unset” src=”https://chinenn-sannchi.com/wp-content/uploads/2022/03/940495.jpg” size=”M” position=”L” name_position=”under_avatar” radius=”true” balloon=”talk” balloon_shadow=”true”]子供の場合は柔軟性がある為、歪みが顕著にあらわれます[/word_balloon]
操体法は、施術者の考えよりも患者様の
動きやすいと感じる感覚(快適感覚)を聞きながら
一方的な施術ではなく、一緒に治療に参加してもらい
感覚を取り戻し治癒に向かって行く
という考え方のもと施術をします
なぜ患者様の感覚を大事にするのか
それは、患者様に自分のからだの声を聞いてもらう為でもあります
最近の社会はストレスも多く自分自身の体をちゃんと向き合わず
ほったらかしの人が多く「急に痛みが来た!」とおっしゃる方が多いですが
ほとんどが体の声を無視した結果起きてる事が多いです
体の声を無視すると痛いと感じにくくいなり(感覚の低下)
歪みなどにも気づきにくくなります
その結果、痛みや捻じれが強くなりぎっくり腰などを引き起こします!
日頃、無視してる体の声を聞きていただき感覚を取り戻す事が治癒の第一歩だと思います。
その他
「私たちの生活をより健康で幸福なものにするには、息・食・動・想の4つの活動のひとつひとつをより深めていかなければならない。それと同時にこれはお互いに関連しあっていてどれ一つ不十分でも健康とはいえません。環境と生活態度と同時相関相補的に連動しているのだ、ということを肝に命じておかねばならないのです」
これらの事は、自己責任によつてコントロール(自律)していけるものである
この4つのどれかのバランスがくずれると他の所にも影響がでてしまいます
操体法の特徴は、総合的な観点から生活のあり方を検討している所にあります
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操体法の「息」とは
息(呼吸)は、無意識と意識の両方でできるもので
唯一自分でコントロールできます!
最近では携帯やゲーム、パソコン業務などで肩が前に入り
猫背になることで肺や横隔膜がうまく機能せず
そこにストレスなどの要素が加わると
呼吸がうまく出来ず、浅い呼吸になっていきます
寝る前に自分の呼吸を感じてなるべく深い呼吸ができるようにしましょう
※自分のお腹に手を当てて呼吸を意識してみましょう!
呼吸が浅いと交感神経がなかなか緩まず副交感神経に切り替われません
緊張している時などは深呼吸すると少しリラックスできますよね!
呼吸がうまくできないと自然治癒力もなかなか発揮できません
なので普段から良い呼吸法をみにつけましょう(⌒∇⌒)
操体法の「食」とは
現代では色々な食があふれ、好きな時に好きな物を食べれます
その為バランスが崩れていきやすくなっています
野菜・肉・魚・お米・果物などのバランスを考えて
内部環境を整え自然治癒力を高めていきましょう!!
操体法の「動」を考える
操体法の考え方である「楽な方、気持ちいい方に動く」とありますが
では、なぜ痛みや違和感がある方に動かさないのか
通常ストレッチなどは硬い方、痛みがある方にがんばって動かしますよね!
痛みがある場所も強く押したり揉んだりして取り除こうとしますよね!
操体法は痛みの感覚をダメな事とはとらえません
逆に体に「これ以上動かすと危ないよ」とブレーキをかけてくれる有難い感覚です
痛みを感じない体はすぐに壊れてしまします
痛みや違和感がある方向は身体が、これ以上行きたくない方向だと操体法ではとらえます
なので行きやすい方向、気持ちいい方向に動かします
それが自然治癒力を最大限に発揮できると考えています
操体法の「想」とは
精神活動といい、人はそれぞれの心待ちが姿勢に現れるように
ボディそのものの姿にも精神活動が深くかかわってきます
体が病んでいる時にはなかなかプラス思考の言葉や思いになるのは難しいが
プラスの言葉を発する事で心を安定させ、体のバランスをとるように心がけることで
体にもプラスの現象を生み出し、心の波動がいい方向に出るという考え方です
操体法の基本操法
操体法は、普段みなさん行なっているやり方とは逆の事をするこが多い手技です
※体全体は一つですべて関連してつながっていると考えます
まずは、検査で痛い方、違和感が出る方を調べます
痛い方に少し体を動かしそこから動きやすい方向へ動かします
その時に大事なのは連動で全身を気持ちいい方に動かすことです
※連動とは、この記事も合わせてお読みください(⌒∇⌒)
全身をうまく動かすことで体の歪みを取りのぞき、元気な身体をとりもどしましょう!!(⌒∇⌒)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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