腰痛・足の痺れの原因が腰椎すべり症かもしれません!
腰やお尻の痛みや、お尻から太ももの後ろにかけての痺れは腰椎すべり症が原因かもしれません!
日常生活で起き上がる際や立ち上がる際に腰やお尻に痛みが出る事はありませんか?
お尻から太ももの裏側に痺れが出たり、重く感じる事はありませんか?
放置していると歩行が困難になったり、痺れが強くなって日常生活が困難になってしまう恐れがあります!
腰椎すべり症とは?
腰椎すべり症は。腰椎が前後にずれることで、脊髄や神経根が圧迫され、痛みやしびれを引き起こす疾患です
発生は腰椎に多く見られます
すべり症には種類があり、「分離すべり症」と「変性すべり症」の2種類があります
分離すべり症
分離症すべり症は、腰部を後ろに反らす動作や回旋運動が
繰り返し行われることで腰部に過剰な負荷がかかることによって疲労骨折してしまい
そのまま治療を行わず放置する事で分離部分が乖離して椎体がズレてしまう症状を分離すべり症といいます
分離症は成長期に回旋系の動きが多いスポーツをしている子に多く見られます
ただの腰痛だと勘違いして、気が付かずに放置して後にレントゲンを撮った際に言われる方も多い疾患です
分離症だけでは激しい動きをしない限りは無症状の方も多いので気が付かない方も多いです
変性すべり症
変形性すべり症は加齢に伴い靱帯や椎間板が不安定になり椎体がズレてしまう疾患です
中高年に多い疾患です
脊柱管狭窄症を伴う事が多い疾患です
すべり症の症状
- 慢性的な腰痛
- 腰を後ろに反らした際に腰痛や痺れが強く出やすくなる
- 痺れはお尻から太ももの後ろに出やすい
- 痛みが出た際にしゃがんで丸まると症状が楽になる(間欠性跛行)
すべり症予防・改善方法
※すべり症は前方にズレる事が多く、体を反らす動きは避けなければいけません!
なのでストレッチや運動は腰や体を反らす動きが入らないように注意しましょう!
①足を抱えて腰を伸ばします!20~30秒キープする(脊柱起立筋ストレッチ)
②一つの膝を抱えて胸にもう一つの足を伸ばして膝を地面の方向に押し込みます!10秒キープする(腸腰筋ストレッチ)
③太ももの前を伸ばします10秒キープする(大腿四頭筋ストレッチ)
※腰が反らないように行いましょう!
※痺れが強く歩行が困難な場合はお早めに医療機関を受診してください
まとめ
腰椎すべり症の方は激しい運動やお仕事での重量物の持ち上げなどでなる方も多いですが
普段の姿勢が反り腰になっている方や、普段から胸を張った姿勢でいる方でもすべり症になる事があります!
両肩をすぼめて10秒キープした後に力を抜いた姿勢が正しい肩の位置になります
普段の姿勢も気を付ける事で予防にもつながるので意識してみましょう
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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