肩を上にあげると重さや、痛みが出る方
手を挙げての作業や荷物を上に上げる際に肩が重く感じたり痛みが出る事があります
その重さや、痛みをかばって作業をすると五十肩のように肩が上がらなくなる事があります
肩のいろんな方向に動きます
肩の動きには、屈曲・伸展・外転・外旋・内旋・水平屈曲・水平伸展があります
多くの可動性があるという事はたくさんの筋肉や関節・骨などが関与し複雑に交わりバランスをとっています
なので一度ロック(動かなくなる)と治癒までにかなりの時間がかかってしまいます
なので違和感や痛みには早めのメンテナンスが必要です
今回はたくさんの動きがある中から外転の動きについて解説します
肩関節の外転
肩関節の外転とは肩を真横から耳に向かって上げる事を言います
一般的に肩関節は90~95°の外転が可能です
外転させる筋肉
三角筋(前部・中部・後部)・大胸筋(上部)などが肩関節を外転させる大きな筋肉で、棘上筋なども肩関節の外転の補助をします。
外転する際に逆に動く筋肉(内転筋)が邪魔をする場合があります
※外転の逆は内転なのでそこの筋肉も覚えておきましょう!
外転の逆(内転)の筋肉
烏口腕筋、肩甲下筋、大円筋、広背筋、大胸筋(下部)などが肩関節を内転させる大きな筋肉です。
下の絵:烏口腕筋
その中でも特に大きな筋肉の広背筋や大胸筋(下部)が硬くなると肩が上げにくくなってきます
上げるための筋肉も大事ですが拮抗筋もメンテナンスには欠かせない筋肉もです
主導筋をほぐす
大胸筋はがし
- 鎖骨の下の部分を筋肉をはがすように下にずらします
- 真ん中の白い部分の皮膚を左右にずらす様にはがします
三角筋はがし
三角筋は肩の上の部分から腕の真ん中に集まって付着するので肩の真ん中の集まっている所を前後にずらしながらはがします
拮抗筋をはがす
広背筋はがし
肩甲骨の下のとがっている部分(下角)の下の部分を横にずらすようにはがします
まとめ
肩はとても可動性が多く自由に色々な動きが出来るおかげで日常生活が遅れ、色々な種類のスポーツも行えます
しかし自由度が高いという事は動かなくなると不自由になりかなり困るという事です
特にたくさんの筋肉や靱帯・関節などが関係している部位は重症になると、かなりの時間が治癒までにかかります!
そうならない為にも日頃から痛みや可動域のチェックを行いメンテナンスをしっかりとしましょう!(^▽^)/
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今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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